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89fefd9416
SELECT on the target table. Per discussion. |
||
---|---|---|
.. | ||
Makefile | ||
pgrowlocks.c | ||
pgrowlocks.sql.in | ||
README.pgrowlocks | ||
README.pgrowlocks.euc_jp | ||
uninstall_pgrowlocks.sql |
$PostgreSQL: pgsql/contrib/pgrowlocks/README.pgrowlocks.euc_jp,v 1.1 2006/04/23 01:12:58 ishii Exp $ pgrowlocks README 石井達夫 1. pgrowlocksとは pgrowlocksは,指定されたテーブルの行ロックに関する情報を表示します. pgrowlocksの返す型は,以下のようになります. CREATE TYPE pgrowlocks_type AS ( locked_row TID, -- row TID lock_type TEXT, -- lock type locker XID, -- locking XID multi bool, -- multi XID? xids xid[], -- multi XIDs pids INTEGER[] -- locker's process id ); 実行例を示します. test=# SELECT * FROM pgrowlocks('t1'); locked_row | lock_type | locker | multi | xids | pids ------------+-----------+--------+-------+-----------+--------------- (0,1) | Shared | 19 | t | {804,805} | {29066,29068} (0,2) | Shared | 19 | t | {804,805} | {29066,29068} (0,3) | Exclusive | 804 | f | {804} | {29066} (0,4) | Exclusive | 804 | f | {804} | {29066} (4 rows) 各項目の説明です. locked_row -- ロックされた行のタプルID(TID) lock_type -- 共有ロックなら"Shared",排他ロックなら"Exclusive" locker -- ロックをかけているトランザクションID[注1] multi -- lockerがマルチトランザクションならtそうでなければf xids -- ロックをかけているトランザクションID[注2] pids -- ロックをかけているバックエンドプロセスのプロセスID[注2] [注1: lockerがマルチなら,トランザクションIDではなくてマルチIDになり ます.] [注2: lockerがマルチの場合,複数のデータが表示されます.] 2. pgrowlocksのインストール pgrowlocksのインストールには,PostgreSQLをインストールしたときのソー スツリーが必要です.今のところ対応しているバージョンはPostgreSQL 8.0以降です. ここではPostgreSQLのソースは/usr/local/src/postgresql-8.1/に展開さ れているものとします. 1) pgrowlocksのソースを展開します.ソースファイルは /tmp/pgrowlocks-1.0.tar.gzに置いてあるものとします. $ cd /usr/local/src/postgresql-8.1/contrib $ tar xfz pgrowlocks-1.0.tar.gz 2) PostgreSQL 8.0の場合は,ソースの一部に修正が必要です. pgrowlocks.cの61行目辺りに #undef MAKERANGEVARFROMNAMELIST_HAS_TWO_ARGS というのがあるので,これを #define MAKERANGEVARFROMNAMELIST_HAS_TWO_ARGS に書き換えます(undef->defineにします). 3) コンパイルして関数の共有ライブラリをインストールします. $ make $ make install 4) ユーザ定義関数を登録します. $ psql -e -f /usr/local/pgsql/share/contrib/pgrowlocks.sql test この例では"test"というデータベースに登録していますが,もし他のデー タベースに登録する場合はここを読み替えてください. 3. pgrowlocksの使い方 pgrowlocksの呼び出し形式は以下です. CREATE OR REPLACE FUNCTION pgrowlocks(text) RETURNS pgrowlocks_type AS 'MODULE_PATHNAME', 'pgrowlocks' LANGUAGE 'c' WITH (isstrict); 第一引数: テーブル名 関数の戻りはpgrowlocks_type型です. pgrowlocksはテーブルにAccessShareLockロックをかけ,1行ずつ読み出し ては行ロックがかかっているかどうかチェックします.以下の点に注意し てください. 1) 該当テーブルに排他ロックがかかっていると,pgrowlocksの実行はブロッ クされます. 2) pgrowlocksの実行中に新たにかかったり,解除された行ロックに関する 情報はpgrowlocksの実行結果に反映されていない可能性があります. pgrowlocksはロックされた行の内容は表示しません.行内容を見たい場合 は,テーブルをpgrowlocksのlocked_rows列で結合します.例を示します. SELECT * FROM accounts AS a, pgrowlocks('accounts') AS p WHERE p.locked_ row = a.ctid; 4. pgrowlocksのライセンス条件について pgrowlocks.cの冒頭に書いてある通りです(修正BSDライセンスに準じてい ます).また,pgrowlocks は完全に無保証です.pgrowlocks を使用したこ とによって生じるいかなる結果に関しても責任を負いません. 5. 改訂履歴 2006/03/21 pgrowlocks バージョン 1.1リリース(8.2 currentでテスト) 2005/08/22 pgrowlocks バージョン 1.0リリース