postgresql/contrib/pgstattuple/README.pgstattuple.euc_jp
2001-10-01 01:52:38 +00:00

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2.2 KiB
Plaintext
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$Id: README.pgstattuple.euc_jp,v 1.1 2001/10/01 01:52:38 ishii Exp $
pgstattuple README 2001/10/01 石井達夫
1. pgstattupleとは
pgstattupleはUPDATEやDELETEで作られたテーブルのゴミ領域の大きさを
テーブル自体の物理的な大きさに対するパーセンテージで返却します.つ
まり返却値が大きければそれだけゴミも多いのでvacuumをかける必
要があるという判断の助けになるわけです.
これだけでは情報量が少ないのでNOTICEメッセージでいろんな情報をつ
いでに出力します.
test=# select pgstattuple('tellers');
NOTICE: physical length: 0.08MB live tuples: 20 (0.00MB, 1.17%) dead tuples: 320 (0.01MB, 18.75%) free/reusable space: 0.01MB (18.06%) overhead: 62.02%
pgstattuple
-------------
18.75
(1 row)
この実行例では19%ほどがゴミになっていることが伺えますNOTICEメッ
セージの見方も書いておきます.
physical length テーブルの物理的なサイズをMB単位で表示
live tuples ゴミではないタプルに関する情報.タプル数,各
タプルが占める領域の合計,テーブル全体に対する
比率を表示します.
dead tuples ゴミになったタプルに関する情報.
free/reusable space 利用可能な未使用領域や再利用可能領域
overhead 管理のための領域がテーブル全体に占める比率
2. pgstattupleのインストール
PostgreSQLが/usr/local/pgsqlにインストール済でありtestデータベー
スにpgstattupleをインストールする場合の手順を示します
$ make
$ make install
ユーザ定義関数を登録します.
$ psql -e -f /usr/local/pgsql/share/contrib/pgstattuple.sql test
3. pgstattupleの使い方
pgstattupleの呼び出し形式は以下です
pgstattuple(NAME) RETURNS FLOAT8
第一引数: テーブル名
関数の戻りはUPDATEやDELETEで作られたテーブルのゴミ領域の大きさで
テーブルの物理的な大きさに対する割合(パーセント)で返却します.
なおpgstattupleはテーブルに一切ロックをかけないのでpgstattuple
を実行中に該当テーブルに更新や削除が発生すると,正しくない結果を返
す可能性があります.
4. pgstattupleのライセンス条件について
pgstattuple.cの冒頭に書いてある通りですまたpgstattuple は完全に無保
証ですpgstattuple を使用したことによって生じるいかなる結果に関して
も責任を負いません.
5. 改訂履歴
2001/10/01 PostgreSQL 7.2 用contrib moduleに登録
2001/08/30 pgstattuple バージョン 0.1リリース